野口住建の家(癒え)創り日記
野口住建の家はHPシステムのテクノロジーとペット共生住宅のソフトを融合し, 遊び心をちょっとだけスパイスした『安全で安心』 そして『やすらぎ』を与える家(癒え)です
地盤のはなし
ブログを立ち上げてはや3週間も立とうとしている今日この頃ですが、さぼりっぱなしで全く更新しておりませんでした。
しかーし、これからはバンバン書きますので宜しくお願いします。

現在着工している新築工事の画像を使いながら、工程を追って家づくりの話をしていきたいと思います。
で、さっそく今日は地盤の話からです。

地盤調査この写真のように、家を建てる前には必ず地盤調査をします。
これは、スウェーデン式サウンディング試験の画像ですが、住宅程度であれば最もポピュラーな試験方法ではないでしょうか。
この試験で地盤の地耐力を測定します。


地耐力とは地盤がどの程度の荷重まで耐えることができるかの指標です。1平方メートルあたり何トンまで支えられるかを数値で表します。
もちろん大きければ大きいほどいいのですが、これが非常に小さい場合には地盤を何らかの方法で補強しなければ、建物は不動沈下を起こしてしまいます。

私の会社がある福岡県南部の有明海に近い地域は、非常に地盤が緩く、プルンプルンの豆腐の上に家を建てているような感じです。

こんな時は100万円から多い時には300万円近く、地盤補強工事にかかってしまうことがあります。

もし、今から土地を捜して家を建てようとしている方は、目先の値段に惑わされないように慎重に土地を選んでください。100坪の土地で坪当たり1万円安いからといって、買い急がないようにしてください。

家を建てる時になって、杭打ちに200万円かかってしまったら、1万円高くても地盤のいいところを選んだ方がお得ということです。この差額で豪華なシステムキッチンにしたり、ガーデニングにお金をかけたりすることが出来ます。

不動産屋さんにも確認をしたり、近所のお年寄りの方に昔の地形や造成の時の状況などを聞いてみるのもいいと思います。

すでに、土地を持っている方はしかたがないのですが、更地の方はあまりケチケチせずに駐車場とか、道路工事の土場に貸してあげてどんどん車で踏んづけてもらいましょう。特に、残土などをおいてもらうと何十トンもある土の重みで地盤が締まります。

また、造成した後はひと梅雨、雨にうたせた方がいいということを聞いた方も多いと思いますが、そのほとんどの人は新しく盛り土した部分の土が締まるようにと思っていらっしゃると思います。
でも実はそれよりも既存の地盤が新しく盛り土した土の重量で沈下し落ち着くのを待つというのが正解なのです。

土の質量はバカに出来なくて、100坪の土地を高さ1m土盛りした場合、既存の地盤には約500〜700トンの重量がかかるわけで、家の重量よりはるかに重いわけです。

ですから、1mの造成をして、すぐに家を建てると既存の地盤には4階建ての家を建てるくらいの感覚でいた方がいいかもしれません。

脅してばかりいるようですが、心配なさらないでください。きちんと地盤調査をして、それをもとに基礎の構造設計、上部躯体の構造設計をすればちゃんと安心できる家ができあがります。

鋼管杭打ち もちろん地耐力が足らなければ地盤補強工事が必要になります。
この画像は鋼管杭を打設しているところです。木造住宅といえどもこんな大げさな工事をしなければなりません。

孫子の代まで残せる家を建てるって事は大変なことなんですねぇ〜!

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プロフィール

3174

Author:3174
有限会社 野口住建
代表取締役 野口雅弘

昭和40年:大川市生まれ
昭和60年:国立有明工業高等専門学校 建築学科卒業
平成元年:一級建築士取得
   ・・・20年間家づくり一本で今日にいたる
座右の銘:歩けないのに走るな、走れるのに歩くな
好きな住宅:住むほどに味と絆が生まれる家
夢:地球が昔のように自然豊かな姿を取り戻すこと
目標:小さくても地域に喜ばれる工務店づくり



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